プログラム・登壇者紹介
内容紹介
ビブリオバトル・シンポジウム2015、今回のテーマは「コミュニティをつくるビブリオバトル」です。
「コミュニティ」という言葉は、図書館業界に限らずいろいろな場所で耳にしますし、
コミュニティをうまく作りだし、継続させていくことに試行錯誤がなされています。
一方で、ビブリオバトルの導入や開催はおかげさまで、図書館をはじめ広がりつつありますが、
ビブリオバトルの特性上、長く、そして楽しく継続して開催していくためには、
主催者側や中心人物のがんばりだけでは難しく、運営する上でコミュニティづくりが欠かせないと考えます。
ビブリオバトルとコミュニティは、実は切り離せない密接な関係にあるのではないか?
ビブリオバトルを通じて「面白い」コミュニティをつくるためには何が必要か?
これが今回のパネルディスカッションのテーマです。
今回は、ビブリオバトルを通じたコミュニティづくりを実践されておられる、雨宮さん・五十嵐さん・亀山さんを、
また、ビブリオバトルの複数のコミュニティに「参加者」として出没する安村さんをそれぞれパネリストにお招きし、
主催者・参加者 双方の立場から、ビブリオバトルがつくり出すコミュニティの面白さ、そのために必要なポイントを明らかにしてまいります。
※限られた時間ではありますが、会場からもご質問を戴き、
ライブ感のあるパネルディスカッションをご提供いたしますので、ぜひご参加くださいませ。
パネルディスカッション コーディネータ 吉野英知
プログラム
パネリスト 紹介
雨宮 智花(あまみや ちか) 氏 (着物でビブリオバトル)
Twitter: http://twitter.com/kimono_biblio
神奈川在住。社会人大学生。
京都造形芸術大学 通信教育部 芸術教養学科 在籍。日本の伝統・日本茶について研究中。着物でビブリオバトル主宰。
可愛くておしゃれなビブリオバトルを楽しみたいと2013年に立ち上げる。奈良、京都、神奈川、東京にて開催し、「着物好きとビブリオバトル好き」を繋げる場づくりを模索している。
五十嵐 孝浩(いがらし たかひろ) 氏 (BiblioEi8ht)
公式Web: https://biblioei8ht.wordpress.com/
Facebookページ: https://www.facebook.com/BiblioEi8ht
Twitter: https://twitter.com/BiblioEi8ht
一般開催を中心に、書店、居酒屋、図書館等のビブリオバトルに参戦(参戦は月2〜4回程度)。
ビブリオバトルの初参戦が、初主催、しかも居酒屋という居酒屋生まれのビブリオバトラー(何故か、ハンドブックもその項を執筆)。主催は、BiblioEi8htとして開催。東京西部への普及に力を注ぐ(開催は1〜2ヶ月に1回程度)。その他、依頼により講師、開催支援も行っている。
亀山 綾乃 (かめやま あやの)氏 (Tokyo Biblio)
公式Web: http://tokyo-biblio.com/
Twitter: https://twitter.com/tokyobiblio
Tokyo Biblbio代表。
2011年より「Tokyo Biblio」として東京都内を中心に、コミュニティスペースやブックカフェ、ライブハウスや書店など、各種イベントスペースでビブリオバトルを開催。
ビブリオバトル社会人大会や妖怪ビブリオバトル、ビジネス書ビブリオバトル、珍書ビブリオバトルなどターゲットやテーマをしぼった様々なビブリオバトルをプロデュースしている。
千代田区立千代田図書館「はじめてのビブリオバトル講座」ほか、公共図書館、教育機関などでビブリオバトルの導入と活用についての講師を務める。共著に『ビブリオバトル入門~本を通して人を知る・人を通して本を知る』(一般社団法人情報科学技術協会)、 『ビブリオバトルハンドブック』(子どもの未来社)。
安村 正也(やすむら まさや) 氏 (特殊ジャンル本愛好家)
Twitter: https://twitter.com/suicidal_00
動画: https://www.youtube.com/playlist?list=PLxbrGvFjD9CvOyqA8BlPNuA_5-Jhwe7wp
2011年夏にビブリオバトルと出会って以来、書店/図書館/カフェなど各所のゲームに出没し、主に発表者として場を荒しつづけている。たまに居酒屋でクローズドなゲームを主催。シンポジウムでは開催側ではなく、参加者としての立場から物申したい!
コーディネータ 紹介
吉野 英知(よしの ひでとも)氏 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)
2007年、ビブリオバトル普及委員会前代表の谷口准教授とともに、ビブリオバトルの創始に携わる。
現在、本業である経営コンサルティング活動の傍ら、ビブリオバトルの普及に向けて、自らも社会人による「天満橋ビブリオバトル」(https://www.facebook.com/bibliobattle)を2011年より共同主宰するほか、普及のための教育行政や公共図書館での講演や助言活動も精力的に行っている。
【著書】
共著:『ビブリオバトル入門~本を通して人を知る・人を通して本を知る』(一般社団法人情報科学技術協会)
監修:『ビブリオバトルハンドブック』(子どもの未来社)
現在:ビブリオバトル普及委員会 関西・中国地区担当